2025年 07月 25日
2024年7月19日(土) ぶらさかば 東京港野鳥公園と大井ふ頭中央海浜公園を歩く7月18日、梅雨明けで本格的な夏になった。夏至から28日、二十四節気の小暑の終盤である。19日東京の最高気温予報は33℃、暑くなりそうである。
今日の集合場所はJR京浜東北線「大森」駅中央改札前である。JR大森駅は品川駅から南へ4.6km、約6分で到達する。東京駅からは11.4㎞、17分の乗車時間である。川崎駅からは6.8㎞、約8分で到達する。
大森駅の開業は1876年(明治9年)6月の開業である。日本の鉄道は新橋、横浜間が1872年(明治5年)である。大森駅はまもなく150年を迎える。行政区は東京都大田区である。
今日のウォーキングコースは東京湾の埋立地にある東京港野鳥公園と大井ふ頭中央海浜公園である。
ビルの間の大きな道路を南東に進む。街区の一角に三角形の入新井公園(面積約3000㎡)があった。公園全体が大きな樹木群で覆われている。
京急本線のガード下を過ぎると第一京浜通で、磐井稲荷神社があった(標高2m)。平安時代の歴史書には名前が出てくるそうで、古い神社である。立派な拝殿がある。
道路沿いには太い日本のイチョウの木があった。二本とも幹には焦げた部分があり、幹の半分は枯れていた。これは第二次世界大戦末期の1945年5月、米軍の空襲で被災したものだそうだ。この傷にもかかわらず、枝葉をよく付けて生存している。
第一京浜を渡って、平和の森公園の北側を進む。道路の北側は平和島競艇場である。平和島公園(面積7.5ヘクタール)の野球場(標高4m)では子供たちが野球の試合中であった。
その東側の湾岸道路沿いを南に進む。湾岸道路を超える歩道橋があり、そこを通って進み、さらにトンネルを通って南側に抜けた。
ここからは環七通で、東へ進むと、東京モノレールのガードがあった。南側には橋上の流通センター前駅が見えた。
さらに東へ進むと、京浜運河(幅約150m)があり、大和大橋を渡る。
5分ほどで湾岸道路を過ぎ、交差点から300mほど歩くと、11時40分、東京港野鳥公園に到着した。野鳥公園の南側は中央卸売市場大田市場である。
東京港野鳥公園は面積が36ヘクタールで、1978年(昭和53年)4月の開園である。埋立地を利用して、樹林地、草地、湿地、水面など様々な環境が作られている。
入園料金は大人300円(65歳以上は150円)である。入口の標高は10.4m、樹林に囲まれた芝生広場で一休み。東に向かうと長さ100mほどの陸橋(いそしぎ橋)があり、下は大田市場の侵入道路と東海道貨物線である。
樹林地を200mほど進むと、ちょうど12時に、3階建てのネイチャーセンターに到着した。東側には広大な草地や潮入りの池が広がっている。
ネイチャーセンターからは池の中の杭の上に並んだたくさんのカワウが観察できた。カワウは足に水かきがあり、太い安定した杭は止まれるが、傷んで細くなった杭は止まりにくく、何度も落ちかけていた。カワウは風に向かって、同じ方向を向いている。
ネイチャーセンター内は冷房が効いており、1階、3階は食事ができるので、3階で昼食をとる。観察の人はパラパラで、大きなカメラを持って撮影している。
2階にはたくさんの展示があった。観察できる種類ばかりでなく、海洋に漂うプラスチックが野鳥に与える影響の展示もあった。これまでアホウドリと呼んでいたものがオキノタユウになっていた。
13時、ネイチャーセンターの地下1階にある干潟の観察場所を見て、出発、南側の樹林帯を進み、観察小屋を覗いていく。思っていたよりも近くで観察できる。
前浜干潟観察デッキまで行って戻ってくる。入口から観察デッキまでは800mほど、樹林他大きく生育しているので、日差しがさえぎられる。ホルトノキに花が咲いていた。
入り口管理事務所の西側には自然生態園があった。池や農地があり、里山の観察場所である。
散策路が整備されており、散策する。
14時、野鳥公園を出発し、交差点を渡る。東に進むと京浜運河沿いにある大井ふ頭中央海浜公園である。
公園の面積は45.4ヘクタール、1978年4月の開園である。陸上競技場、野球場、テニスコート、ゲートボール場などスポーツグラウンドは東側に並んでいる。
京浜運河沿いには樹木に囲まれた遊歩道が整備されている。開園から47年、クスノキやクロマツは樹高15~20mに生育している。
シナサワグルミの木には実がぶら下がっていた。
4mほどの高さに生育した観葉植物のカポック(シェフェレラ)が実を付けていた。
バーベキューができるスペースもあった。運河沿いでは魚釣りをやっている人もいた。対岸にはモノレールの大井競馬場駅が見え、その周りには大井競馬厩舎があるようだ。
勝島橋の通りを渡り、引き続き、京浜運河沿いを進む。ここからは京浜運河緑道公園である。東側一帯は集合住宅が並んでいる。
15時を過ぎて、八潮団地入口から曲線の八潮橋を渡る。ここからは羽田モノレールが見えた。
西に進むビルの間を通って湾岸道路を横断し、500mあまりで第一京浜通である。ここを北に向かうと5分ほどで青物横町駅に到着した(標高4m)。15時30分散会した。
梅雨明けの暑い一日だった。大森駅から野鳥公園まで1時間余、野鳥公園から大井ふ頭中央海浜公園を経て青物横丁駅まで1.5時間、野鳥公園内の散策を含めると、約12㎞の行程である。
この埋立地に公園が開設して47年、ようやく樹林帯が生育してきたところである。樹林地は埋立地の人工林であるため、種構成はまだまだ単調である。
景観に配慮しながら、生物多様性を高められるような管理を期待したい。





































