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2024年2月18日(日) ぶらさかば 善福寺川をさかのぼる



2024218() ぶらさかば 善福寺川をさかのぼる

サヘル定例活動


立春の節気の終わりである。このところ東京地方は比較的暖かい。18日の天気予報は曇り、最高気温13度、最低気温4度ほどである。テレビでは伊豆のカワヅザクラのピンクの花の映像が流れている。


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カワヅザクラ

今日の現場は善福寺川。善福寺川は杉並区の西端にある善福寺池から東へ流れて、中野区との境で神田川に合流する全長10.5kmの河川である。武蔵野台地を削りながら、蛇行して流れている。


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善福寺川沿いの公園緑地

今日の集合場所は京王井の頭線「西永福」駅改札である。西永福駅は1933(昭和8)の開業である。しばらくぶりの駅は、駅舎と改札が2階になり、きれいになっていた。2007(平成19)に改装されたとあった。西永福駅は渋谷駅から各駅停車で16分、吉祥寺からは11分ほどである。時刻表を見ていたら、8時台は一時間に26本の電車が発車しており、超過密ダイヤでびっくりした。


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井の頭線

1030分、3人が集合して、出発。駅前の標高は42mである。北側に出るとすぐに理性寺があり、参拝する。大きな屋根の本堂がある。1654年に新宿での創建で、1914(大正14)に当地に移転したとある。火伏せの大黒天がある。


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理性寺

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西永福商店街

商店街を通り、方南通を東に進むと、1050分、大宮八幡宮に到着した(標高44m)。大宮八幡宮は1063年の創建の神社である。大きな朱色の鳥居がある。


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大宮八幡宮

北に進むと大きな幸福蛙石があった。この石を運ぶのは大変だったろうとの話が出た。さらに進むと神門があり、奥に碧の屋根の立派な拝殿があった。神門脇には大きな2本のイチョウ、拝殿の周辺はクスノキやシラカシなどの常緑樹の大木で囲まれている。大木の樹林群はなかなか壮観である。


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クスノキ大木群

東の門までは300mほど直線の参道があり、両脇は大木で囲まれている。モウソウチク林があり、きれいに編んだ竹垣があった。


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モウソウチク竹垣

1120分、東側の鳥居を出て北側の道を緩やかに下ると、善福寺川の宮下橋である(標高37m)。善福寺川の脇は都立和田堀公園(面積約20ヘクタール)である。1964(昭和39)81日に開園している。


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宮下橋

東側には低くなったグラウンドがある。この場所は善福寺川が増水したときに、善福寺川の水を流入させて溜める遊水機能を持たせている。善福寺川の護岸には石垣を高くした工事の跡が残っている。何回も石積みをして、水害対策をしているようだ。


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あふれた水の流入口

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改修がわかる石垣

 善福寺川の左岸を上流方向に進むと公園が広がっており、ここにも大きなクスノキ群が生育している。水がほとんど抜かれているが、大きな池もある。大きなカメラを抱えた人たちが野鳥を撮影している。家族連れも遊んでいる。

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水が少ない池

1150分、池の前の梅の花を見ながら、ベンチで昼食をとる(標高36m)。周囲の樹木が大きくゆったりとできた。ウメの木にはメジロが来て蜜をなめているようだ。人が近づいても、あまり逃げない。だいぶ慣れているようだ。


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開花した梅

 1225分、上流に向けて出発する。川沿いは工事中で白いフェンスで囲まれている。河川を掘り込んで溢れないようにする工事が進められている。大きなクレーンがあり、大木の移植が行われているようだ。川沿いにはユリノキ、ソメイヨシノ、ムクノキなど大きな樹木群が続いている。若いカワヅザクラはようやく数輪の花が開花している。

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大きな樹木群

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ケヤキやソメイヨシノ

尾崎橋を通過する五日市街道に13時到着する(標高39m)。ここは自動車の交通量も多く、バス路線もある。さらに北に300mほど進むと善福寺川が大きくU字型に蛇行している。緑地の幅も狭くなってきた。河川の護岸には大きな排水溝の穴がところどころに出ている。ここからは雨の際に雨水が善福寺川に排出されるようだ。


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公園脇の善福寺川

蛇行部を過ぎるとまた幅の広い緑地になった。このあたりの川沿いも白いフェンスに囲まれて、河川改良の工事中である。この辺りも河川が大きく蛇行している。


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川沿いの集合住宅

1330分、工事中の橋を過ぎると、住宅地になった。集合住宅の団地もある。蛇行する河川沿いを進み、松渓橋(標高38m)から、河川を離れて、荻窪にある太田黒公園を目指して、住宅街を北に進む。

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住宅地の細い道路

住宅街の細い道路を緩やかに上っていくと、400mほどで大きな緑地に突き当たった。ここが太田黒公園である。ここから東側に回り込むと正門があった(標高45m)


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太田黒公園の門

太田黒公園は面積約9000㎡、1981(昭和56)の開園の杉並区立公園である。この公園は太田黒元雄氏の屋敷跡が杉並区に寄贈され、回遊式の日本庭園として整備されたそうだ。NHKラジオの「話の泉」で太田黒氏の名前を聞いている。


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芝生の庭園

 1350分、入口を入ると、大きなイチョウ並木が70mほど続いている。樹齢は100を経ているとパンフレットにあった。管理事務所からは南に広がる芝生広場と点在する樹木群が眺められる。コモをまいたクロマツが大きい。昭和8年に建築された記念館もある。南東端には池と東屋があり、錦鯉が泳いでいた。10名ほどの見学者がたたずんでいた。

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太いマツのコモ巻き

庭園を回り入口の方へ進むと、流れの掃除をしている2人がいた。広い庭園の管理はなかなか手間がかかるようだ。


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清掃中の水路

1420分、門を出て西に進む。このあたりは広い屋敷が多く、大きな樹木が残っている。


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住宅地の高い樹木群

坂道を下ると善福寺川の春日橋(標高41m)に出た。善福寺川の両側には住宅やビルが並んでいる。狭い善福寺川沿いの道をさかのぼる。水量は少ない。


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住宅地の善福寺川

1435分、環状八号線を横断歩道橋で超える。6車線の道路は交通量が多い。善福寺川は北西方向に続いている。堺橋(標高41m)を過ぎて500mほどでJR中央線の高架下の本村橋(標高41)に到着した。


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環状八号道路

善福寺川の源流まではさらに4kmほどありそうだ。1450分、今日はここまでにして、高架に沿って西に進む。


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高架脇の道路

 緩やかに上ると、集合住宅や商業施設が並んでいる。まっすぐな通りを1kmほど進み、155分、西荻窪駅(標高51m)に到着し、散会した。


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JR西荻窪駅

武蔵野台地は傾斜が緩やかで、善福寺川は蛇行の繰り返しで流路を形成してきた。都市化が進んで雨水が直接に川に流れ込んで、急激な増水が起こるようだ。そのための防災対策が続けられている。住居としてはよい場所で、古くからの神社や大きな住宅地があり、大木が生育している。川が蛇行しており、住宅地の道路は狭く、方向がつかみにくかったが、徒歩での活動には興味深い地域である。約7㎞の行程でした。

坂場光雄


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オキザリスとカランコエ

by sahelnomori | 2024-02-27 17:00 | 定例活動